御殿場肝友会だより

御殿場肝友会だより 2015年9月17日

御殿場肝友会だより

御殿場肝友会は毎月第4土曜日に「ふじざくら」または神山公民館で相談勉強会を開いています。まだ少ない会員数ですが毎回一人以上の会員が集い、思いを交換しています。先日の相談勉強会でとても良い話が出ました。肝友会員から一言をいただきましたのでそのまま掲載します。
先日肝友会の終了間近になり、60台の女性がニコニコしながら室内に入ってきて、「先生C型肝炎ウイルスは完全に消えたと市立病院の担当先生に言われた」とその報告に来てくれた。この人によると15年前ごろ検査した所、C型肝炎と担当先生より連絡を受け、早速治療を始めた。しばらく治療続けるが完治することなく治療を終了した。1年半ほど前に肝友会の勉強会に参加して近いうちに良い薬が出ますよと荒川先生より言われていました。通院治療は本人の希望により市立病院にて治療完了した。笑顔が大変よくこれで肝ガンになることが99%ない。ただし一度肝機能に異常があったので、半年に一度(血液検査及びCT)検査する必要があるとの荒川先生より指導があり足早に帰って行きました。小林先生から「これからも肝友会勉強会に参加して、これから治療を受ける患者さんにはげましてやってください」と言われて、「喜んで参加します。」と答えました。病気については通院している担当先生に相談するのが大変良いと思います。御殿場肝友会の相談勉強会は、勉強会は2時間ありますのでぜひ参加してゆっくりと相談してください。先生方も完治の報告に大変感動していました。
さて、9月1日にハーボニー錠が発売になり、7日には治療助成金が使えるようになりました。これは1型C型肝炎の治療に使われます。先に発売されたソバルディー錠とリバビリンによる2型C型肝炎の治療をあわせて全てのC型肝炎の治療ができ、根治(完全に治る事)の時代になりました。薬の発売が決まってから、多くの人が治療を始めています。御殿場のクリニックでもすでに10名近くの方が根治しました。遠くに行く必要はありません。すぐ近くに専門の先生がいます。遠くの病院へ行くように先生に言われたら、がっかりすることなく御殿場肝友会事務局へご連絡下さい。すぐに治療に入れるように手配ができます。C型慢性肝炎、肝硬変はウイルスによって病気になります。このウイルスは7種類ありますが、多くは1型、2型です。もし、C型肝炎ウイルスを持っていることがわかっていたら、お医者さんに相談して型を調べてもらってください。でもまだ一度もC型肝炎の検査を受けたことがない人が多くいます。保菌者の3-4割はいるでしょう。また、お医者さんから知らされていない方もいるでしょう。肝臓は何も言いません。人が自分で動かなければじっと暴れる機会を狙っています。早く検査をして結果を知る事が大切です。そして、御殿場肝友会にご相談ください。
御殿場肝友会事務局 0550-86-0800 (時之栖・荒川クリニック内)

前のページに戻る