お知らせ
2009年内視鏡検査
内視鏡診療実績
2009年は総検査数147件で、内訳は以下の通りです。
上部消化管内視鏡検査(EGD) | 89件 |
下部消化管内視鏡検査(CF) | 58件 |
EGDの結果は以下の通りです(重複しています)。
胃がん | 1件 |
胃潰瘍、同瘢痕 | 38件 |
急性胃炎、慢性胃炎 | 56件 |
ヘリコバクターピロリ菌胃炎 | 17件 |
びらん | 7件 |
術後胃 | 4件 |
胃ポリープ | 15件 |
ヘリコバクターピロリ菌除菌後 | 9件 |
十二指腸潰瘍、同瘢痕 | 22件 |
逆流性食道炎 | 40件 |
バレット粘膜 | 3件 |
食道裂肛ヘルニア | 1件 |
正常 | 1件 |
その他 | 8例 |
胃がんの1件は県立静岡がんセンターに御紹介いたしました。拡大内視鏡とNBIを使ってようやく発見できた微小がんで、現在は経過観察しています。センターの小野先生と意見を交換し、いずれもう少し大きくなったら内視鏡的治療を行う予定です。
CFの結果は以下の通りです。(重複しています)
大腸がん | 4件 |
大腸腺腫 | 22件 |
ポリープ | 17件 |
憩室症 | 16件 |
感染性腸炎 | 3件 |
メラノーシス | 3件 |
潰瘍性大腸炎 | 3件 |
直腸出血 | 2件 |
非特異性腸炎 | 1件 |
虚血性腸炎 | 2件 |
その他 | 4件 |
正常 | 5件 |
不完全検査 | 2件 |
大腸がんの2件は当院で、検査と同時に内視鏡的ポリープ摘出術を行い、適切に治療が出来ました。1件は他院から紹介されて検査。内視鏡的に進行がんで県立静岡がんセンターに紹介しました。当院で、CF検査時と同時に内視鏡的ポリープ摘出術を15件行いました。昨年より大腸がん、腺腫、ポリープの件数は4件増えています。しかし内視鏡的に摘出するべき病変は減っています。その他潰瘍性大腸炎等の病変が増えてきています。