お知らせ
2017年内視鏡検査
内視鏡診療実績
2017年の総検査数302件で、前年より27件増加しました。内訳は以下の通りです。
上部消化管内視鏡検査(EGD) 153件
下部消化管内視鏡検査(CF) 149件
EGDの主な結果は以下の通りです(重複しています)。
胃がん | ?2件 |
胃潰瘍、同瘢痕 | 28件 |
急性胃炎、慢性胃炎 | 59件 |
ヘリコバクターピロリ菌胃炎 | 22件 |
術後胃 | ?2件 |
胃・十二指腸ポリープ | 17件 |
ヘリコバクターピロリ菌除菌後 | ?2件 |
十二指腸潰瘍、同瘢痕 | ?4件 |
逆流性食道炎 | 86件 |
バレット粘膜 | ?2件 |
正常 | ?8件 |
その他(アニサキス、アカラジア、粘膜下腫瘍、食道炎等)がありました。
上部消化管内視鏡検査(EGD)は前年より3例の増加でした。ヘリコバクターピロリ菌除菌治療後の早期胃がんがあったことは驚きました。今後も気を緩めないで検査を行っていかなければならないと思いました。
CFの主な結果は以下の通りです。(重複しています)
大腸がん | ?2件 |
ポリープ | 88件 |
憩室症 | 21件 |
感染性腸炎 | ?1件 |
痔 | ?1件 |
潰瘍性大腸炎 | ?1件 |
大腸炎・直腸炎 | ?6件 |
虚血性腸炎 | ?1件 |
正常 | 21件 |
不完全検査 | ?4件 |
大腸メラノーシス | 4件 |
前年より24件増加しています。相変わらず大腸がんが発見されています。検査と同時に内視鏡的ポリープ摘出術を行い、病理組織検査で大腸がんと診断された方もいます。気を抜かずにしっかりと検査をしていきたいと思います。急性出血で行った検査は3例ありました。大腸がん検診二次検診を専門医がやる必要があります。当院では2名おります。北駿地区では圧倒的に供給不足となっています。来年も検査を増やせる体制を作っていきます。